学術大会優秀発表賞について

日本心理学会では,2013年度より,主に若手研究者による研究発表の奨励と研究の質の向上を目的として、学術大会優秀発表賞及び学術大会特別優秀発表賞を設けました。

▼平成26年

2014年度は,日本心理学会第78回大会のポスター発表の中で,大会参加者の会場審査により,9件に特別優秀発表賞を,17件に優秀発表賞を授賞することに決定いたしました。

特別優秀発表賞
○笠置 遊・有賀 敦紀・小野 史典 同じアクセサリーを装着することによる同調の消失
○西田 洋司・請園 正敏・Johan Lauwereyns・高野 裕治 ラットのミラーシステム検討に向けて
○宮崎 由樹・佐藤 史織・河原 純一郎 顔の魅力に及ぼす衛生マスクの効果
○小川 一美・松尾 貴司 非言語情報に関する知識が表情解読の正確さに及ぼす影響――解読スキルの自己評定の妥当性検討とともに――
○鈴木 敦命・伊藤 友一・木山 幸子・國見 充展・大平 英樹・川口 潤・田邊 宏樹・中井 敏晴 学習した評判の持続性の神経相関
○野村 亮太・岡田 猛 鑑賞経験は観客間のまばたき同期を促進する
○上田 紋佳  抑うつと特性不安がワーキングメモリに及ぼす影響:n-back課題におけるルアー試行挿入による検討
○永野惣一・堀内 泰利・尾野 裕美・藤 桂 弱くつながり,強く働く――弱い紐帯との接触によるキャリア・リフレーミングとその効果――
○綱島茉 有子・高野 裕治・粟津 俊二 家畜化された昆虫,カイコは学習するのか?空間学習課題における検討
優秀発表賞
○三谷 惠一 Zebrafish swim left to right and prefer a inverted triangle rather than a circle innately without perceptual learning
○森 久美子 顔刺激の評価方法が顔選好に及ぼす効果
○仲嶺 真 初対面男性への対応へと至る女性の意思決定過程
○大久保 街亜・鈴木 玄 フランダース利き手テスト日本語化の試み
○上田 彩子・井関 龍太・蔦森 英史・勝原 摩耶・熊田 孝恒 視覚的情報の付加がトラッキング課題において生成される運動に及ぼす影響
○渡邊 言也 閾下情動プライマーによる条件付け時の学習率促進効果
○高坂 康雅 青年期・成人期初期における“恋人を欲しいと思わない”理由の発達的変化の要因
○楠見 孝・平山 るみ・嘉志摩 佳久 リスクコミュニケーションにおける対立情報回避:放射能・食品リスクに関する情報源信頼性とリスク認知
○室町 祐輔・上市 秀雄 後悔対処メタ認知が後悔・対処法・適応的行動に及ぼす影響
○藤原 健・竹村 幸祐・鈴木 智子 笑顔が人をダメにするとき-受け手の創造性に対する影響と接近・回避志向による調整効果-
○増井 文佳・加藤 道代 第二子妊娠期における母・父・第一子の行動変容過程の検討
○蒲谷 槙介 アタッチメント安定傾向の母親は乳児の泣きやむずかりに如何に応ずるか
○関向 諒太・阿部 恒之 地震防災準備行動への影響因の検討
○尾崎 拓 自転車二重ロック促進に対するTranstheoretical modelの応用 (1)
○周 皓昕・張 寓杰・寺井 あすか・中川 正宣 帰納的推論の多言語比較――言語統計解析に基づく計算モデルを用いて――
○佐藤 弘美・本吉 勇・佐藤 隆夫 空間的ブラーの知覚におけるオフ信号の優位性
○中道 直子 ふり場面における幼児の行動修正の発達

▼平成25年

2013年度は,日本心理学会第77回大会のポスター発表のうち,選考対象となることを希望した発表605件のうち,代議員及び名誉会員の会場審査と論文集審査により,10件に特別優秀発表賞を,21件に優秀発表賞を授賞することに決定いたしました。
2014年9月9日の会員集会で授賞式を行いました。

特別優秀発表賞
○木村 昌紀・毛 新華 日本人と中国人の討議的コミュニケーションは何が違うのか?―未知関係と友人関係を対象にした実験的検討―
○大杉 尚之・河原 純一郎 お辞儀は顔の主観的魅力を飛躍的に向上させる
○松井 豊・古村 健太郎・兪 善英・丸山 晋 東日本大震災に派遣された消防職員のストレス反応
○池田 吉史・奥住 秀之・葉石 光一・北島 善夫 ストループ/逆ストループ干渉とADHD特性との関連
○久保 賢太・孫 曉犇・賀 洪深・川合 伸幸 社会的排斥を受けた経験による認知の変容
○大江 朋子・堀内 隆裕 物理的な温度が自己と他者の評価に及ぼす効果:身体温度が低下すると自分よりも他者を温かいと感じる
○楠見 孝・平山 るみ・嘉志摩 佳久  放射能リスクに関する対立情報の統合:片面-両面提示情報源の信頼度
○原澤 賢充・大山 潤爾・南部 政智・北崎 充晃 聴覚的注意の空間・特徴への定位:EEGとfNIRSの同時計測による研究
○上田 彩子・井関 龍太・勝原 摩耶・熊田 孝恒 物体の変化を知覚する視点の違いが生成される運動のパフォーマンスに及ぼす影響
○永井 聖剛・山田 陽平・河原 純一郎 大きいモノは強く叩く ―オブジェクトの大きさに関する概念的知識と反応出力強度との適合性―
優秀発表賞
○川上 直秋・吉田 富二雄 無意識のストーリー認知―閾下刺激の系列呈示による検討―
○上原 俊介・中川 知宏・田村 達・小形 佳祐・齋藤 五大 怒りと道徳的違反の知覚―危害の正当性と義憤および私憤に対するその影響―
○三浦 麻子・小森 政嗣 東日本大震災関連ツイートにおける感情表出
○橋本 剛 援助要請と仮想的有能感の関連—援助要請を抑制するのは自尊感情か、他者軽視か—
○永瀬 開・田中 真理 自閉症スペクトラム障害者におけるユーモア体験モデル―刺激の分かりやすさの認知と刺激の精緻化が与える影響―
○土屋 裕希乃・遠藤 健治 就職面接場面におけるうなずき行動の効果
○鳥居 さくら・多田 明弘 顔の目立ちやすさと空間周波数特性
○勝谷 紀子・岡 隆・坂本 真士 “新型うつ”のしろうと理論
○服部 陽介・川口 潤・丹野 義彦 抑うつ者は気晴らしをしようとするか? ―抑制意図が抑うつ者の気晴らしへの動機づけに与える影響―
○栗田 聡子・福島 宏器・室橋 春光 暴力ゲーム経験と動機活性化特性が情動的反応に及ぼす影響 ―事象関連電位による検討―
○前原 吾朗・斎田 真也・和氣 洋美 斜め縞服は太って見える
○石川 健太・大久保 街亜 視線方向が社交不安傾向者の時間知覚に与える効果
○藏口 佳奈・蘆田 宏 顔画像特徴の計測と魅力評価の関連―成人顔に見られるベビースキーマ特徴を指標として―
○石島 このみ・根ヶ山 光一 母親のくすぐり行動と乳児のくすぐったがり反応の初期発達
○仲嶺 真 街中での男性への対応に関する女性の意思決定
○高野 裕治・請園 正敏・間山 広江・中嶋 智史・廣中 直行 人の振り見て我が振り直すラット
○原田 知佳・土屋 耕治 社会的感受性が合意形成に果たす役割(2)—社会的自己制御との交互作用効果に着目して—
○中嶋 智史・間山 広江・請園 正敏・髙橋 伸彰・高野 裕治 ラットの社会的再認における前頭前野損傷の影響―実験室ラットにおける社会神経科学の試み(2)―
○佐藤 勝義・岩永 誠 過敏型自己愛傾向における親しさと攻撃性に関する研究―曖昧拒絶場面,拒絶場面での検討―
○津田 裕之・杉本 匡史・齋木 潤 坂の町を歩く―環境の高度差の認知と移動行動の関係―
○広田 すみれ 地震の確率予測を人はどう判断しているか? ―ニューメラシーによる違い―